スマートフォン内の電話帳データを抜き取るウイルスを仕組んだ不正アプリで大量の個人情報を集めたとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは25日、出会い系サイト運営会社の元経営者ら計6人を不正指令電磁的記録(ウイルス)作成、供用などの容疑で逮捕した。出会い系サイト運営会社は、不正アプリのほか、別の業者から買い集めるなどして延べ6億5000万件分のメールアドレスを集めており、サイトに誘引するメールなどを大量に送信していたとみられる。
逮捕されたのは、IT関連会社元社長の吉田浩司容疑者(41)ら男2人=いずれも東京都=と、出会い系サイト運営会社元経営者の立石正彰容疑者(59)ら男4人=いずれも大分県別府市。
逮捕容疑は、吉田容疑者らは2012年7月、データ抜き取りアプリを作成し、立石容疑者らに約30万円で販売。立石容疑者らは今年1月、「電池長持ち」などと無料アプリを装い、群馬県太田市の男性(46)にダウンロードさせ電話番号307件などを抜き取った、としている。
府警によると、立石容疑者らは不正アプリで約7800人から約210万件のメールアドレスや電話番号を抜き取っていたとみられるという。
≪引用元:毎日新聞≫
http://mainichi.jp/select/news/20130926k0000m040071000c.html
不正アプリ:出会い系サイト元経営者ら6人逮捕 京都府警