迷惑メールの報告要求無視、初の摘発 出会い系を書類送検



総務省が迷惑メールの送信について報告を求めたのに回答しなかったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は30日、出会い系サイト運営会社「ワールドコミニケーション」(東京・葛飾)の社長(26)と、法人としての同社を特定電子メール法(報告徴収)違反の疑いで書類送検した。同課によると、同容疑での摘発は全国で初めて。

 同課は同社が2013年6月~15年2月、1日あたり360万通、計約20億通の迷惑メールを送信したとみている。総務省には13年11月から今年2月までに9万件超の通報があったという。

 送検容疑は、通報を受けた総務省が13年12月に同社に報告徴収を出したのに、期限の14年1月までに回答を提出しなかった疑い。同課によると、社長は容疑を認めているという。

 また同課は同日、昨年11月に和歌山県在住の50代の男性に迷惑メールを送ったとして、同社の実質的経営者の男(28)=台東区在住=ら2人と法人としての同社を特定商取引法違反(未承諾者への電子メール広告送信)容疑でも書類送検した。

≪引用元:日本経済新聞≫
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H1K_Q5A430C1CC0000/





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